クリーンルーム用エアボールリフター「ISR-C型」、一般用エアボールリフター「ISR型」「ISR-T型」は以下のような特徴があります。
高精度加工を施したボールトランスファーにエアシリンダを組み合わせ、搬送物をエア圧力でテーブル上面から持ち上げ、360°の水平方向に移動及び回転させることができる経済的でかつ使い易い省力化機器です。
主に金型の段取り替え時に使用されています。
リフト能力に対し、最適な個数のボールトランスファーを組み合わせており、始動抵抗値は最大荷重時においても2/100以下です。(搬送物底面=SS400相当)
たとえば、200kgの搬送物でもわずか4kgの力で移動や回転させることができます。
軽荷重用の38mm幅タイプ、中荷重用の50mm幅タイプに加え、重荷重用として50mm幅タイプにリフト能力をアップさせたダブルピストンタイプの3種類をシリーズ化しています。
他にも、「T溝形状」にあわせた「ISR-T型」3種類もシリーズに追加しましたので、広い用途に対応します。
各ボールトランスファーは独立したシリンダブロックで構成しており、これを連結していますので、以下のとおりピッチで長さを選択することができます。
また、オプションのコネクションブロックにより、ボールリフター同士を連結でき、1m以上の長尺仕様にも容易に対応できます。
(エアの給排気に要する時間に制限がなければ、何本でも連結できます)
▲耐圧
0.9MPa(9.18kgf/cm^2)
▲使用圧力範囲
0.05~0.6MPa(0.51~6.12kgf/cm^2)
▲使用温度範囲
-5~80℃(但し、ドレン凍結なきこと)
▲使用流体
エアー及び不活性ガス